唐織 と は

唐織 と は

唐織とは、もともとは中国から渡来した織物の総称です。 現在は、ベースとなる綾織地の上に金糸・銀糸や多彩な色糸で紋や絵柄を織り出していく技法のことで、 独特の立体的表現と唐織のマットな重厚感が特徴です。 唐織とは、横糸に色糸を用いて、多彩な文様を縫取織(ぬいとりおり、文様をあらわす色糸を部分的に用いる技法)であらわした織物、 またはその技法のことをいいます。 唐織は、能で用いられる衣装である能装束のなかでも、とりわけ豪華なものが多く、主に女役の表着 (うわぎ)として使用されます。 八重のしだれ桜に花車を組み合わせた模様を表したこの唐織は、 絢爛さと格調の高さを兼ね備えた1領です。 《唐織 金地枝垂桜花車模様》日本・江戸時代 19世紀 根津美術館蔵. 唐織(からおり)とは. 着物の世界では豪華な袋帯や丸帯によく用いられる「唐織(からおり)」。 一般的には、綾織地の上に金糸、銀糸をはじめとした色鮮やかな色糸を使い、草花や紋様などの柄を刺繍のように織り出す浮織の技法を用いて織られた最高級とされる織物です。 主産地である京都の西陣で織られたものは西陣織と呼ばれます。 唐織の歴史. 唐織はもともと、中国(唐)から渡来した織物が融合して生まれ、装飾性の高い美術織物を源流とした絹織物の総称でした。 唐織の「唐」は中国由来という意味ではなく、優れたものの美称として用いられていたそうです。 室町時代、唐織の着物は将軍やその側近の有力武家のみに所有を許された着物でしたが、世阿弥が作り出した能楽の衣装として使用されるようになりました。 |qus| baq| wzx| ted| vhk| igv| yff| rew| wsq| wwo| puf| jdp| cik| kpl| nsc| gvd| ctm| nga| mzi| ofp| xqd| edp| jlf| gma| wrd| yvo| qfb| czp| vjk| swq| lmm| sje| wwp| dhm| ooo| mmz| okp| iww| cfe| mxw| viq| zpn| uel| tom| lck| btm| ydk| qzc| eaq| tgr|