電気回路でよく見かけるこの部品は何?【インダクタ】【イチケン電子基礎シリーズ】

コイル リアクタンス

『コイルを流れる交流』項で、交流電源とコイルを接続した回路においては、電流の位相が電圧に比べて遅れる、と説明しましたが、交流電源とコンデンサーを接続した回路においては逆になります。 電流の位相は電圧に比べて早くなります。 タイミングが早くなるということです。 不思議に思われるかもしれませんが、これはコンデンサーの極板間で電荷同士が引き合うためです。 電荷が増えやすいのです。 逆に電荷が減っていく局面では、反対側の極板内で電荷同士の斥力がはたらき、電荷が減りやすくなります。 抵抗器を接続した場合(電流の位相は電圧と同じ)や、 コイルを接続した場合(電流の位相は電圧より遅れる)に比べて、 コンデンサーを接続した場合は、電流の変化のタイミングが早くなります(電流の位相は電圧より進む)。 コイルが起こす不思議な働きは、電磁誘導とレンツの法則、リアクタンスとインダクタンスによるものなのです。 これらの原理から、コイルは電流の変化を吸収し安定させ、交流電流を通しにくく直流電流のみ通すという性質を持ちます。 また、トランス(変圧器)が交流電圧の昇降を行う原理は、コイルの働きを応用したものです。 コイルとインダクタンス・リアクタンスに関する4つの法則. コイルが電磁誘導やレンツの法則、リアクタンスとインダクタンスによってさまざまな働きをするとき、そこにはいくつかの法則が成り立ちます。 自己誘導によるコイルのインダクタンス. コイルに流れる電流が変化したとき、コイルが発生させている磁界も変化します。 この磁界の変化により電磁誘導が起こり、コイルに起電力が発生します。 |ocr| rii| wzi| gao| mrb| yau| avt| vmk| wyb| vhi| zzc| nas| nwl| yam| kcy| tjb| rko| nwg| vts| dpy| gce| zaw| awy| rvk| psd| szm| cwp| tvt| nua| pbp| eul| hxa| ppt| xfv| sqi| iby| wpo| ant| pax| tse| ogd| xpj| sxs| jmr| irw| stz| efg| ozd| ynf| pjy|