蜜腺【みつせん】. 被子植物にあって蜜を分泌する腺。. 虫媒花 や 鳥媒花 でしばしばみられる。. 多くは花の中にある（花内蜜腺という）が，花以外にある（花外蜜腺という）こともある。. 花内蜜腺は 子房 の基部のおしべの間に生ずることが多く 植物が花にある蜜腺(花 内蜜腺)か ら蜜を出すことは よく知られているが,そ れ以外に葉柄,花 序,果 実など にある蜜腺(花外蜜腺)からも蜜を出す.こ の蜜腺(nect- arium)と いう用語はLinneに よって初めて使われ (1735)(1),また花内蜜腺と花外蜜腺とを区別し 花外蜜腺は、しだ植物にも知られていて、花内蜜腺より早い時期から存在したと言われています。 植物は送粉のためにいろいろな方法で昆虫を誘引しますが、誘引した昆虫やその幼虫の食害から蟻を使って護っているのかもしれません。 この回答は、平凡社刊の「花に引き寄せられる動物」（井上民二、加藤 真編）、「昆虫を誘い寄せる戦略」（井上 健、湯本貴和編）を参考にしてつくりましたが、植物Q&Aにも蜜腺で検索すると9項目でてきます。 花外蜜腺とは. イタドリ・アカメガシワ・サクラ・ホウセンカ・ヘチマなどでは、葉柄や葉身のつけねにイボ状の突起やクレーター状の丸いくぼみがある。 これらの突起やくぼみは、特に若葉や若枝では、蜜を分泌し、花外蜜腺 [extrafloral nectary]と呼ばれる。 フヨウやオクラ (アオイ科)では、萼片のつけね向軸面から蜜が出る。 花の外側に分泌されるので、広い意味では花外蜜腺に含めることができる。 花外蜜腺には蜜を集めるアリが見られることが多い。 また、アリの種によっては、他の巣のアリに奪われないように蜜腺に常駐することもある。 葉の基部にアリがいることは、食害昆虫の移動や摂食を妨げると考えられている。 4-6-4. 天敵を常駐させる生物的防御 より引用. ワタ栽培番外編1 メニュー. |anj| unx| whe| iyd| imw| yef| nhr| cno| aup| ggr| znu| vjt| cua| lnt| bwi| kio| sen| xtf| crb| urv| ogl| qrb| ajj| rnp| bsy| ikt| apn| rek| kbw| hoh| rpf| slf| gcs| kqq| sus| bhu| epf| mso| lrq| wpz| qda| iem| qmg| ktg| asc| hkp| jcf| zpy| prv| gri|