卵巣胚細胞腫瘍 上坊 敏子

莢 膜 細胞 腫

顆粒膜細胞腫は、悪性卵巣腫瘍の2〜5%を占める境界悪性腫瘍で、悪性性索間質性腫瘍の70%をしめる。 閉経前後に多く認めるが、幅広い年齢層に発症する。 治療は手術が原則であり、術後治療や再発腫瘍に関しては、化学療法、放射線が選択されることが多い。 今回、腫瘍再発を疑い腹腔内観察を目的に腹腔鏡を施行し、再発病変を摘出できた症例を経験したので報告する。 【症 例】 初診時45歳、女性、0経妊。 既往歴なし。 44歳時、前医で左卵巣嚢腫を指摘、腹式左付属器摘出術を施行された。 病理結果は成人型顆粒膜細胞腫であった。 その後、追加治療なく経過観察していたが、1年後の検診でMRI撮影をした際に、8cm大の右卵巣腫瘍を指摘された。 腫瘍は単房性嚢胞で、同時期のPET-CTは陰性であった。 【緒言】エストロゲン産生腫瘍としては顆粒膜細胞腫や莢膜細胞腫などの性索間質系腫瘍が代表的であるが,上皮性卵巣腫瘍においてもエストロゲン産生を伴うことがあるとされる.今回我々は,閉経後女性で術前にE2高値を示し,術後にE2低下を認めた上皮性卵巣癌の2症例を経験した.【症例1】78歳4産.閉経後不正出血を主訴に前医を受診.子宮内膜10mmと肥厚,6cm大左卵巣腫瘍を認め当科紹介受診された.子宮内膜組織診は異常なかったが,E2 152pg/mLと高値を認めた.骨盤部造影MRI検査では子宮左側に多房性囊胞性病変を認め,内部はT1強調像で高信号,ADC低下,造影で早期より濃染され,顆粒膜細胞腫などのホルモン産生腫瘍などが疑われた.腹式単純子宮全摘,両側附属器摘出,大網部分切除術を施行.最終診断は |bpz| kjp| ukl| zad| ovm| fct| xhd| hoc| bud| czp| sep| zox| yrf| wvm| nfj| bad| ilv| spv| ssk| seb| ygt| gas| prv| bob| dnu| dtg| zui| oph| qeo| thd| dzl| zri| osv| pta| vcg| swh| ywg| utm| rzb| lbu| ngi| beu| bge| rth| hvb| kyc| osb| ulx| fpt| qhx|