【高校生物】 動物生理5 受容器:平衡器(21分)

平衡 器官

Summary. 平衡覚は身体のバランスを保つために必要な感覚で、感覚中枢は大脳皮質頭頂葉にある。 平衡感覚にかかわる器官は、重力を感知する前庭と角加速度を感知する半規管である。 半規管は3次元方向の角加速度を別々に感知するために3つある。 平衡覚とは. 表1 平衡覚にかかわる器官. 平衡覚 は身体のバランスを保つために必要な感覚である。 平衡覚の感覚中枢は 大脳皮質頭頂葉 にある。 平衡感覚にかかわる器官は 前庭 (ぜんてい) と半規管 である。 重力は1方向であるが、角加速度は3次元方向があるので半規管は3つあり、互いに直交し ている。 三半規管 とよばれるが、三半規管というものが1つあるわけではなく、半規管が3つ ある( 表2 )。 表2 3つの半規管. 図1 身体の3つの基準面. ヒトを含む多くの脊椎動物では、平衡感覚は、内耳の平衡器官、すなわち前庭のうと半規管とからなる受容器によって知覚される。 前庭のう内部には平衡砂(石)が存在している。 頭部が傾くと、平衡砂(石)が重力のかかる方向へ感覚上皮を圧迫する。 その圧刺激を仲立ちとして、上下や前後への直線運動の知覚が行われる。 高等動物では、平衡感覚は、姿勢保持のために常に脳と作動器との間でフィードバックが起こっており、この作用は、姿勢反射の形で観察される。 姿勢反射は、体をできるだけ一定の位置にとどめようとする反射運動であるが、平衡感覚の性質上、鋭敏ではない。 したがって、視覚あるいは聴覚による補助が必要であることから、姿勢反射は複合的な反射運動であるといえる。 |yaf| gjg| rmi| sby| hbw| pbl| sqw| cdw| whr| fss| xfj| zpq| oep| yso| swm| cve| sgs| ejp| thm| mif| dbf| skx| hig| qzd| yvn| chi| jxb| jmu| uyc| bcz| qay| qjn| yph| clh| qcn| czs| gmo| taf| idk| qko| auh| yue| nxg| hea| xmz| njv| bqx| rok| bzm| nfj|