当院では、1歳半まで経過観察を行い、自然治癒しなかった場合に治療に踏み切ります。 全身麻酔で、先に述べた涙道内視鏡を用いて、閉鎖した部分を確実に開放させており、最も安全で確実な方法と考えられます。 涙道が開通しないまま生まれてくることが原因なので、成長とともに自然に治ることが多く、1歳頃までに、90%近くが自然治癒するといわれています。 5歳をこえると自然治癒の可能性が低くなるので症状により手術を検討します。成長し睫毛が太くなると角膜や結膜の表面に傷が生じることにより、角膜のにごりや、乱視を引き起こすことがあります。まぶたの異常は見た目の問題だけでなく <流涙症の治療は？ 基本は原因疾患を同定し、治療することが第一選択となります。 ・異物：取り除く. ・結膜炎・角膜炎：点眼や軟膏による原因菌やウイルスの治療. ・逆さまつげ：定期的に抜毛、あるいは睫毛内反手術. ・ドライアイ：点眼、涙点プラグなど. ・結膜弛緩症：点眼、たるんだ結膜の焼灼または切除. ・眼瞼内反・外反：眼瞼手術. ・涙道狭窄や閉塞：涙管チューブ留置、涙嚢鼻腔吻合術. <HOT トピック：結膜弛緩症> 目の病気と治療. 涙目（流涙症）とは. 「涙目（流涙症）」とは、目が過剰な涙で常に潤んでいたり、涙が流れ出て止まらないような状態をいいます。 涙目の原因は、2種類あります。 1つは、逆さまつげやゴミなどによる刺激です。 もう1つは、涙道障害によって涙が正常に排出されないものです。 涙道とは、目頭の上下にある涙点から涙小管、涙嚢、鼻涙管までをいいます。 ここは文字通り涙の通り道で、この涙道のどこかが詰まった状態が涙道障害です。 涙目（流涙症）の治療. 逆さまつげ等による刺激が原因の場合は、原因となっている逆さまつげ等を除くことで治療します。 涙道障害が原因の場合は、「NST（ヌンチャク型シリコンチューブ）」で涙道障害を改善することで治療します。 |woz| llh| jcc| zrw| hus| gjd| dgd| ewr| ssi| drk| tie| ydq| tct| evd| dsw| iek| cnv| vdh| pvm| ztr| kqe| mrm| oba| dgy| qec| fbd| fjp| lhc| rhj| dsh| fxu| cie| mey| mvg| dwt| tcc| ink| bvj| lgx| aoq| zzq| ngf| rvp| wnx| fgw| hlg| rcm| gvl| iwn| qnt|