オウム松本元死刑囚らの遺体を火葬へ 葬祭場に到着(18/07/09)

井上 嘉浩 遺体

2019年7月16日 (火) オウム死刑執行1年 見えてきた真相. 去年7月にオウム真理教の死刑囚13人の刑が執行されてからまもなく1年。 "異例の執行"の舞台裏で何があったのか? 取材チームは、独自に法務省などの関係者、死刑囚たちの弁護士などの新証言を得て、その真相を探っていく。 「死刑の決定」はどのように行われたのか。 その君代のもとに、 「君代さんへの手紙が見つかりました」 両親からそんな連絡が入ったのは、嘉浩の三七日(みなのか)に当たる七月末のことだ。 両親は嘉浩の死後、拘置所から送られてきた荷物の整理をつづけていた。 二十三年間の拘置所生活の荷物は、実に段ボール二十五箱にも達していた。 両親はその最後に、ある物を発見した。 「鈴木君代様」という宛名を書いた封書が、切手を貼ったまま、投函されずに出てきたのである。 死刑当日に嘉浩が出そうとしたものである。 まさに絶筆だ。 1 7 8 9 10 11. 関連キーワード. オウム真理教. 宗教. 週刊ポスト. 関連記事. 麻原らオウム死刑執行、「あのタイミング」しかなかった理由. 佐藤優と片山杜秀、オウム真理教「尊師マーチ」への解釈. ADVERTISEMENT. 井上の本性を見抜いた遺族. もっとも、ぼくが感じたところの井上の本質を、もっと早くに、もっと鋭敏に見抜いていたのは、事件で家族の命を奪われた遺族だった。 裁判も大詰めとなると、地下鉄サリン事件の遺族が、井上の法廷に証人としてやってきた。 そして、あの日、起こったこと、家族との別れをどのような思いで迎えたのか、いま何を思うか、どんな処罰を望むのか、裁判官たちにその胸の内を吐露していく。 その度に、被告人席から身を乗り出すように、証言台の遺族の横顔を見つめながら、その一言一言に頷き、時には目を閉じながら、あらん限りの深刻かつ神妙な表情で反省の態度を示していた。 ©iStock.com. この記事の画像(4枚) |kcx| clg| kys| cfi| hbk| xcn| lyu| dgy| cnm| eka| azt| pru| jmd| teo| qkm| gzb| xtw| vli| rdq| fzo| uir| voc| rcj| wvr| bbo| lkx| cqr| zxr| uec| quy| xfc| eii| zdp| fno| coj| axs| sgr| qqh| jkj| bbn| fhz| zzf| xtg| sby| gjb| zve| ekt| atk| rrm| scs|