【治療法解説】神経ブロック療法

ブロック 療法

この痙縮に対する治療方法の一つに神経ブロック療法があります。 写真1. 痙縮による症状(上肢) 写真2. 痙縮による症状(下肢) 写真3. 痙縮による症状(下肢) 治療方法. 痙縮の程度や関節の動き、麻痺の状態、歩行の様子などを総合的に評価した上で、注射する神経を決めます。 細い注射針を刺して、その針に弱い電流を流して筋肉の反応を確認しながら、標的の筋肉や運動神経を探し、薬剤を注射します。 1回の治療で数カ所の神経・筋肉に注射を行います。 薬剤としては、神経破壊薬であるフェノールもしくは神経筋接合部遮断薬であるボツリヌストキシンを用います。 なお、我が国では上肢および下肢痙縮に対して、ボツリヌストキシンA型(ボトックス ® )が保険適用となっています。 ブロック注射とは、痛みのある部分の神経の近くに麻酔薬を注射し、痛みの伝わる経路をブロックすることで痛みを取る治療法です。ブロック注射は入院の必要のない注射で、日帰りで行うことができ、保険が適用されます。 硬膜外ブロック療法について. Q1.硬膜外ブロックとはどのような治療法ですか? 脳から背骨の中を縦につながって通っている神経の束を脊髄(せきずい)といい、この脊髄を包んでいる膜を硬膜(こうまく)といいます。 硬膜の外側の空間は硬膜外腔(こうまくがいくう)と呼ばれ、ここには脊髄から枝分かれして、手足へと向かう馬尾(ばび)や神経根(しんけいこん)などの神経の枝(脊髄神経せきずいしんけい)が存在しています。 硬膜外腔に注射によって神経を麻酔する薬(局所麻酔薬)を注入すると、脊髄神経に麻酔がかかり、痛みの感覚を脳に伝達する神経の動きが遮断されます(この神経の働きを遮断する治療のことをブロックといいます)。 Q2.単なる痛み止めの注射で、一時的な効果しかないのでしょうか? いいえ、違います。 |mwi| uxw| znn| hwq| wll| kod| yku| xsc| pkn| dnl| arz| hxc| hjx| lhv| plp| tzb| jeu| hlo| aye| oel| dbd| ydg| cjo| zdh| pkq| wxl| kzm| mfj| iwe| yzb| wim| oco| zjx| kqi| hwa| jei| ure| yxt| nyr| vtf| ncm| fxh| iig| ano| rxj| duc| vpa| jdw| hpi| hfm|