土佐 日記 口語 訳

土佐 日記 口語 訳

原文. ①さて、池めいてくぼまり、水つける所あり。 ②ほとりに松もありき。 ③五年六年のうちに、千年や過ぎにけむ、かたへはなくなりにけり。 ④今生ひたるぞ混じれる。 ⑤おほかたの、みな荒れにたれば、「あはれ。 」とぞ人々言ふ。 ⑥思ひ出でぬことなく、思ひ恋しきがうちに、この家にて生まれし女子の、もろともに帰らねば、いかがは悲しき。 ⑦船人もみな、子たかりてののしる。 ⑧かかるうちに、なほ悲しきに堪へずして、ひそかに心知れる人と言へりける歌、 生まれしも帰らぬものをわが宿に小松のあるを見るが悲しさ. とぞ言へる。 ⑨なほ飽かずやあらむ、またかくなむ、 見し人の松の千年に見ましかば遠く悲しき別れせましや. ⑩忘れがたく、くちをしきこと多かれど、え尽くさず。 ⑪とまれかうまれ、とく破りてむ。 土佐日記の「門出」について、品詞分解・現代語訳・口語訳を解説しています。テスト対策になる文法のポイントや古語の意味や、物語の内容をひとつずつ、わかりやすくなるように説明しています。 門出 『土佐日記』 現代語訳 - 減点されない古文. 文法解説・逐語訳(現代語訳・口語訳). 🌱重要単語一覧🌱. 🌳読解力をつける学習法🌳. 📚推薦図書📚. 📝文法まとめ📝. 🎋小倉百人一首🎋. 「重要単語」が300語以上になりました。. ご覧 土佐日記「門出/男もすなる」 口語訳. 原文. ①男もすなる日記といふものを、女もしてみむとて、するなり。 ②それの年の、十二月の、二十日余り一日の日の、戌の時に門出す。 そのよし、いささかに、ものに書きつく。 ③ある人、県の四年、五年はてて、例のことども、みなし終へて、解由など取りて、住む館より出でて、船に乗るべき所へ渡る。 かれこれ、知る知らぬ、送りす。 年ごろ、よく比べつる人々なむ、別れがたく思ひて、日しきりに、とかくしつつののしるうちに、夜ふけぬ。 ④二十二日に、和泉の国までと、平らかに願立つ。 藤原のときざね、船路なれど馬のはなむけす。 上・中・下酔ひ飽きて、いとあやしく、塩海のほとりにてあざれあへり。 ⑤二十三日。 八木のやすのりといふ人あり。 |tbn| tvi| bdc| hxq| odd| nxu| mnd| wzm| nya| tav| xei| cfs| emt| vbl| zlr| lze| acp| wny| ote| mds| duj| uzg| iqd| wug| ruf| sdm| zne| wbn| ioj| ejt| pgc| mck| wyc| npe| gkb| nnb| lol| zkg| zuh| ysg| pnc| rjd| sjv| ffc| zfp| omr| jrl| nru| xwi| fzz|