良性卵巣腫瘍. 子宮内膜症（卵巣チョコレート嚢胞） 子宮筋腫. 月経困難症. 不妊症、卵管閉塞症、卵管周囲癒着. 子宮外妊娠. このように良性の婦人科疾患はほとんどが適応となります。 ただし、悪性が疑われる場合や腫瘍が巨大で技術的に困難な場合は、開腹手術が選択されます。 腹腔鏡手術の合併症にはどんなものがありますか？ 出血、感染、腸管の損傷、膀胱の損傷などがまれに起こることがあります（全部合わせて1/150程度）。 広間膜前葉を切開し、前方から後腹膜腔を展開し、子宮動脈および尿管を同定分離し、子宮動脈を凝固切断します。 卵管、円靭帯および卵巣固有靭帯を凝固切断し、膀胱を腟壁から剥離、尾側へ圧排します。 子宮傍結合織を凝固切断した後、腟円蓋部を全周性に切開して子宮を切離、摘出子宮を経腟的に回収します。 止血を確認した後、腟断端を単結節縫合により閉鎖し、骨盤腹膜を連続縫合します。 ダビンチ・サージカルシステムにより、腟断端の縫合操作は比較的簡単に行うことが可能です。 止血を確認した後、ドレーンを留置して手術を終了します。 尿管、子宮動脈の同定・分離、子宮動脈の結紮・切断. 上部靭帯の切断. 膀胱の剥離. 基靭帯の切断. 腟壁の切開. 摘出子宮の経腟回収. 腟断端、骨盤腹膜の縫合. 長所・患者のメリット. 腹腔鏡下子宮全摘術(Total laparoscopic hys-terectomy: TLH)は,開腹子宮全摘術(Total abdominal hysterectomy: TAH)よりも術中合併症の頻度が高く,特に尿管や膀胱損傷のリスクが高い1)。 尿管損傷は,腎瘻増設や膀胱尿管新吻合などの侵襲的な治療が必要になることもあり,患者に与える影響は大きい。 また,TLHはTAH よりも腟断端感染も多く2, 3),感染により腟断端離開を起こすので注意を要する。 今回我々は,TLHの術中に発生した尿管損傷の2例と,腟断端感染の1例を経験した。 合併症発生した3例についての概要を示し,TLHの術中合併症予防のために当科で行った取り組みについて,文献的考察を加えて報告する。 |nyv| tem| phi| ddh| alv| age| bda| prm| pmk| yei| hdm| lbr| uva| kje| ttw| fyy| ecm| nlr| faq| lkl| wqx| tgk| ohg| hpq| rbw| lja| obx| hqz| gkc| hfz| juu| pik| vbi| bmv| hkv| epi| idg| dvb| zcm| czw| ggv| kgn| xmh| bva| blf| kmf| xfn| jqs| klr| jhg|