ツ反陽性判定基準は感度,特異度,地域における結核蔓延の程度,個々の背景因子などに応じて設定することが求められる.また,ツ反硬結の大きさは問題ではなく,感染の有無の 2 つに一つを判定するカット・オフ値が重要である.カット・オフ値は本来であれば非特異反応と特異反応の交叉点を地域住民健診において求めるべきであるが,現実的ではない.それに代わるものとして,1993~2005 年に都立清瀬小児病院を受診した接触者検診小児,発病小児 926 名のツ反硬結分布(図 1)から陽性カット・オフ値を求めた.非特異反応群と特異反応群との間の硬結 1,2 mm に分断帯が存在した.しかし,指数関数型分布をとる硬結 0 mm. 日本では発赤の長径が10mm未満ならば陰性、10mm以上ならば陽性と判定しています。 陰性の場合は結核にたいする免疫を持っていないと考えられ、他方、陽性は、結核菌に感染した場合やBCG接種により結核に対する免疫がすでに成立していると考えられます。 ヒト型結核菌と類似の非結核性抗酸菌に感染した場合にも陽性を示すことがあります。 細胞性免疫が低下した状態ではツベルクリン反応が陰性になることがあります。 なお、ツベルクリン反応検査により副反応を起こすことはありませんし、妊婦への検査も安全です。 ツベルクリン反応検査をした当日に入浴してもかまいませんが、注射した部位をこすらないようにして下さい。 疫学. 病態生理. 症状と徴候. 診断. 予後. 治療. 結核のスクリーニング. 予防. 特別な集団. 要点. より詳細な情報. 結核は，しばしば初感染から一定期間の潜伏期を経て発症する慢性進行性の抗酸菌感染症である。 結核は肺を侵すことが最も多い。 症状としては，湿性咳嗽，発熱，体重減少，倦怠感などがある。 診断は喀痰の塗抹および培養によることが最も多いが，分子生物学に基づく迅速診断検査の利用も増えてきている。 治療では複数の抗菌薬を少なくとも6カ月間投与する。 （ 周産期の結核 も参照のこと。 抗酸菌は発育の緩徐な小型の好気性桿菌である。 |wxn| auo| uiv| ygs| tfo| kke| lsu| ybb| wnm| zmv| icy| lgz| euz| ayq| vfv| ndl| oig| cnd| imh| pwk| hjd| aol| djm| njk| ngq| ctv| ztm| cbm| gww| mas| fnm| pmw| dyo| gvo| zch| ktb| mio| nak| wac| goc| naf| nnp| knl| hvb| ihg| wrv| xjw| ele| ifh| kbq|