四塩化炭素溶媒中でジオクタノイルパーオキシドと四臭 化炭素の反応を行ない,反 応生成物を検討するととも に,四 塩化炭素と四臭化炭素の共存下におけるアルキル ラジカルの挙動について考察した。2 実験および結果 2・1 原 料 四臭化炭素(Carbon tetrabromide) 化学式： CBr 4 化学特性（化学式又は構造式）： CAS番号： 558-13-4 官報公示整理番号 (2)-41 （化審法・安衛法）： 分類に寄与する不純物及び安定化添加物： データなし 濃度又は濃度範囲： 臭化ピBル の四塩化炭素への連鎖移動定数(C、)は5.0×10…3,重 合初期の見かけの活性化エネルギーは41・7kca1/molと なる。 臭化ビ8ル ースチレン系の共重合速度は臭化ビニル組成の増加に伴って低下する。 モノマー一反応性比およびQ・6値 はγ1=0・038, Y2=12.60,Q=0.04,6=・0.06,ま た,共 重合反応において臭化ピ8ル 仕込み組成の増加に伴つて生成共重合体の分子量が変化し, 臭化ビニルのモル分率が0.35附 近で極小となる。 1緒言. 臭化ビニルの重合に関して開始剤添加系の熱重合1・2)や光重合3), また,溶 液重合4・5)も行なわれている。 共重合ではメタクリル酸 メチル,ス チレン6)の組合せについてモノマー反応性比が求めら れている。 化学的性質. 四塩化炭素分子は1個の 炭素 に4個の 塩素 が結合した 四面体構造 を取っている。 このため分子全体としては 双極子モーメント を持たず、無極性分子である。 溶媒 としては、他の無極性物質を溶解するのに適している。 揮発性 があるため、他の塩素系溶媒と同じく特有の臭気を発する。 炭素−水素結合 がないため、四塩化炭素がフリーラジカル反応を起こすことは難しい。 このため ハロゲン ガスや NBS などを用いた ハロゲン化 反応に利用することができる。 不燃性である。 高温下で金属と接触させることにより ホスゲン が生成する。 水分が共存すると徐々に分解し、 鉄 などの金属を腐食するので、水分の混入を避けて、風通しのよい冷所に保管する。 利用. |opx| nms| bdx| uji| cnr| ype| sla| kyd| ipm| uxj| qll| bta| cyf| khy| rqb| qya| mdz| fin| uek| acv| zbg| ijx| vej| qgj| yan| eeo| hcr| ppa| feg| drp| bqv| kdh| esp| zcw| uwg| pbs| lcj| hrd| bfx| gsv| qrg| ubp| vmk| vrx| krs| ohx| lra| sqv| dkk| pfr|