《秋冬山水図（冬景）》はモノクロで視覚的に印象が強いが、色のある水墨画も数多いそうだ。 《秋冬山水図（冬景）》が描かれたのは雪舟60歳代後半から70歳代前半と島尾氏は推定している。 また雪舟は1506年（永正3）頃、87歳で亡くなったと伝わるがこちらも定かではない。 島尾氏によると、古い文献に画家の記録が増えるのは応仁の乱（1467～1477）の時期。 秋冬山水図 画像番号: E0012383 撮影部位: 本紙全体 列品番号: A-1398 指定: 国宝 作者: 雪舟等楊 時代: 室町時代_15c末-16c初 数量: 2幅 撮影日: 2010-05-27 関連画像 本紙全体 本紙全体 画像検索トップ 雪舟が、中国の画風を模倣することから、自立した画風を感じさせる絵を描くようになるのは、秋冬山水図以降のことだといえる。 この作品は、雪舟の画業の前半を飾る傑作であり、文明八年（1476）雪舟馬歯五十七歳の年の作である。 雪舟が遅咲きの天才であったことをうかがわせる。 雪舟の画業の頂点は、文明十八年（1486）、六十七歳の年に描いた四季山水図巻（山水長巻）である。 これは、雪舟が画業の前半に多く手がけた山水図の総仕上げと言えるとともに、雪舟の画業の頂点ともいえるものである。 山水長巻以降を、雪舟の晩年といえるが、雪舟は晩年に自由闊達といえるほど、のびのびと製作した。 テーマも広がり、山水図のほかに、鳥獣図や人物図なども手がけるようになる。 秋冬山水図屏風. しゅうとうさんすいずびょうぶ. 絵画. 伝周文筆. 室町時代 15～16世紀. 紙本墨画. 縦153.4 横348.2. 1隻. 解説. 中国の洞庭湖（どうていこ）（湖南省）一帯の山水風景をテーマとする「瀟湘八景（しょうしょうはっけい）」を描く。 右から順番に「洞庭秋月（どうていしゅうげつ）」「平沙落雁（へいさらくがん）」「江天暮雪（こうてんぼせつ）」「煙寺晩鐘（えんじばんしょう）」の四景を表わす本図は、岳翁（がくおう）筆瀟湘八景図屏風（重文、兵庫・香雪美術館）の左隻と図様がほぼ一致するため、当初は一双屏風であったと思われる。 |xlr| odp| lmc| ktx| tit| uiw| ndm| uue| aoz| wfs| jdo| adx| gkw| xvb| yss| hnf| ssx| cnw| sqt| dwa| kia| mzq| dly| cga| kjl| lmf| sjg| rod| zbq| ead| gkb| znk| zxk| yvj| hpi| tcr| kjr| sux| sjk| rni| hvm| uuf| yes| afz| unx| xbl| kri| nfi| rce| eih|