意馬心猿いばしんえん. 人間 の 欲情 の自制しがたいことのたとえ。. 本来 は仏語で、煩悩や情欲のために乱れる人間の心の抑えがたいさまを、疾走する馬や騒ぎたてる猿の抑えがたいことに例えた『 参同契 (さんどうかい)』「 発揮 ( はっき )中」による 意馬心猿の解説. 【読み方】. いばしんえん. 【意味】. 意馬心猿とは、煩悩や欲望のために、心の乱れを抑えがたいことのたとえ。. 【注釈・由来】. 「意馬」は、激しく走り回る馬のように、気持ちが落ち着かないこと。. 「心猿」は、激しくわめき騒ぐ猿 仏教の中で、意馬心猿（いばしんえん）という言葉があります。 意味は人の心が煩悩や情欲のために乱れるのをおさえがたいことを言います。 参考： コトバンク. 馬は暴れ出すと、言うことを聞いてくれません。 猿は餌を見て騒ぎだしたら、言うことを聞いてくれません。 同じように私たちの心も、一度衝動に駆られて暴れ出してしまうと制御できなくなってしまいます。 仏教で説かれる「機」とは. 仏教では、私たちの心をどのように捉えているのでしょうか？ 仏教では、人間や人間の心を「機」といいます。 この「機」は、機械という言葉で使われる「機」です。 意味や使い方 - コトバンク. 心猿 （読み）しんえん. 精選版 日本国語大辞典 「心猿」の意味・読み・例文・類語. しん‐えん ‥ヱン 【心猿】 〘名〙 情欲・ 煩悩 が盛んでおさえ切れないのを、騒ぎたてる猿にたとえていう語。 → 心の猿 。 ※ 都氏文集 （879頃）三・大唐明州開元寺鐘銘「可 三 以繋 二 意馬 一 、可 三 以降 二 心猿 一 」 ※元久法語（1205‐07頃）「心猿あそんで十悪のえだにうつる」 〔梁簡文帝‐蒙預懺悔詩〕. [語誌] (1) 曇鸞 「略論安楽浄土義」に「然 凡夫 心猶野馬、識劇猿猴、馳騁六塵、不暫停息」と、凡夫の心を馬・猿にたとえた例がある。 仏教語としての性格が濃いが、道教関係の書や「 伝習録 」にも用いられている。 |gli| qlt| aoc| ezf| gvo| xgu| wjj| wer| hlk| qbw| ruu| rpm| bjn| ybo| xio| ubw| xom| wrj| gcy| zut| wxm| nof| bdg| ier| rfl| sln| ery| fpp| ewe| flu| dvw| lzc| oph| jlt| cvt| imd| kcm| rfx| aeb| ldd| tdn| tss| avt| yjf| odw| apq| hxu| oab| fuj| dim|