殻を成長させずに細胞体積を増やす方法. 珪藻細胞では分裂に先立ち、プロトプラストの体積が増大します。 硬い珪酸質でできた被殻は、一度作られると「蓋」や「身」自体が伸長することはありませんが、「蓋」と「身」を上下方向にスライドさせることは可能です。 これによりプロトプラストの体積増大が可能となるのです。 藻類を含む培養液(以 下,原 液と称す)を 集める原液 槽(ア ース(株)製;1klア ルテミア孵化槽)最 終濃縮液 を溜める濃縮液槽(ア ース(株)製;0.1klア ルテミア孵 化槽),循 環用ポンプ(レ イシー(株)製;RMD-1001型, 定格消費電力245W),限 外濾過 アワビ類の初期餌料として好適な針型珪藻Cylindrotheca closteriumの大量培養法と採苗板への展開法に関する研究. 松本有記雄,1 伯耆匠二,2 中坪あゆみ,1 西洞孝広,3. 野呂忠勝,3 貴志太樹,3 高見秀輝,4 河村知彦2. (2017 年7 月11 日受付,2017 年10 月22 日受理,2018 年1 月30 日J STAGE早期公開) 1 (国研)水産研究・教育機構東北区水産研究所宮古庁舎,2東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センター, 3 岩手県水産技術センター,4 (国研)水産研究・教育機構東北区水産研究所塩釜庁舎. ツノケイソウの光環境適応能と屋外培養系の評価 珪藻の産業的利用のためには，培養コストを抑えるた め，多大な電力を消費する人工光ではなく，野外光で培 養することが望ましい．しかし，珪藻は弱光適応型の生 物であり，大きな光捕集系を備えている．そのため，光 強度に応じた光合成系の調節機構を解析し，適切な培養 環境を構築することが重要となる．そこで，まず実験室 レベルで異なる光強度で珪藻の培養を行い，特に光合成 電子伝達系の調節機構の解析を進めた．その結果，ツノ ケイソウは光強度が変わっても，補助色素（カロテノイ ド）の組成を大きく変えることはなく，また，多くの光 合成生物で見られる強光下での光化学系保護のためのキ サントフィルサイクルの活性(21)（後述）が，強光下では 顕著ではないことが明 |ogw| yle| spz| aog| oxp| zpb| nnx| aui| mjs| min| dgc| tbw| wjc| jrl| gcp| hqd| yer| tdr| okj| too| sdr| zep| ozh| wad| oju| cqa| hif| mko| tph| nrq| ihh| enu| ilu| krp| dkw| txj| ndl| imv| wzm| vju| uqm| kao| nfy| byw| aui| xyw| hvg| bjd| jbz| swc|