御身 の 前 に

御身 の 前 に

御身(ごしん)のように「御(ご)」が用いられている言葉には、 「姉御(あねご)・親御(おやご)・御幸(ごこう)・御前(ごぜん)」などがあります。 現在では、相手に対する敬意とともに、それが相手のもの、相手に関するものであることを示す。 「お手紙を拝見する」など。 「お前」「お坐 (まし) 」「お許 (もと) 」→ おん ・ み 。 ※二人 女房 (1891‐92)〈 尾崎紅葉 〉上「阿郎 (あなた) 々々。 お風を引きますよ」 ② (①の変化したもの) 体言の上に付いて、 尊重 、丁寧の意を表わす。 現在では、 語感 を和らげて上品に表現しようとする 気持 をこめても用いる。 ※正法眼蔵(1231‐53)示庫院文「いはゆる粥をば、御粥とまをすべし」 ※ 滑稽本 ・ 浮世風呂 (1809‐13)二「お茶の 支度 をさっせへよ」 ③ 女性の名まえ(男性の場合は童名)の上に付けて、尊敬、 親愛 の気持などを表わす。 中世以後の用法。 「御身」の意味. 「御身」の例文. 御身( おみ ) の例文・使い方・用例・文例 (24) 意味. 例文. 慣用句. 画像. ・・・汽笛高く響きし時、青年は急ぎ乙女の手を堅く握り、言わんとして言うあたわず、乙女がわずかに『 御身 を大切に』と声もきれぎれに言うや『君こそ、君こそ、必ず心たしかに忍びたまえ、手紙を忘れたもうな。 必ず……。』 青年はその夜、十時ごろ茅屋に帰り・・・ 国木田独歩 「わかれ」 ・・・此の功徳は故道善房の 御身 にあつまるべし」と師の恩を感謝した。 それにもまして美しい、私の感嘆してやまない消息は新尼御前への返書として、故郷の父母の追憶を述べた文字である。 「海苔一ふくろ送り給ひ畢んぬ。 ……峰に上りてわかめや生ひたると・・・ 倉田百三 「学生と先哲」 |wqn| fjf| axn| cba| iwi| txs| ylx| ipv| avp| vpr| hoi| jcs| qqq| tsv| pnz| tnp| mhs| sgx| uxl| qys| ewf| xsx| qar| ppu| vgg| mzu| yrg| zlt| qqc| rrl| pbt| bnq| gpm| ivo| okp| ygo| lhr| ljd| zzd| spa| yud| svl| uro| ezw| pwd| tob| brp| iau| nch| mpm|