【意訳】すさまじきもの(後半)〈枕草子〉音読・内容解説|万葉授業

除 目 に 司 得 ぬ 人 の 家

除目(じもく)に司(つかさ)得ぬ人の家. 官吏の任官が決まる会議の場で、官職を得られなかった人の家は興ざめである(※) また、後編は「枕草子:すさまじきもの(除目に司得ぬ人の家。 )」の現代語訳(口語訳) になります。 スポンサーリンク. 「枕草子:すさまじきもの(すさまじきもの、昼ほゆる犬。 )〜前編〜」の現代語訳. すさまじきもの、昼ほゆる犬。 興ざめするものは、昼間ほえる犬。 春の網代 あじろ 。 春の網代。 三、四月の紅梅の衣 きぬ 。 三、四月の紅梅襲の着物。 牛死にたる牛飼 うしかひ 。 牛が死んでしまった牛飼い。 児 ちご 亡くなりたる産屋 うぶや 。 赤ん坊が死んでしまった産屋。 火おこさぬ炭櫃 すびつ 、地火炉 ぢくわろ 。 火をおこさないでいる角火鉢や、いろり。 博士のうち続き女児 をんなご 生ませたる。 博士が引き続いて女の子ばかり生ませた場合。 「すさまじきもの(興ざめなもの)」として「除目に司得ぬ人の家」を挙げるが、このとき除目時の任官を待つ家(そして、任官がならなかった家)の生き生きとした描写がある。 [古文・原文]. 133段(終わり) それを二つながら取りて、急ぎまゐりて、(藤三位)「かかる事なむ侍りし」と、上もおはします御前にて語り申し給ふ。 宮ぞ、いとつれなく御覧じて、「藤大納言の手のさまにはあらざめり。 法師のにこそあめれ。 昔の鬼のしわざとこそおぼゆれ」など、いとまめやかにのたまはすれば、「さは、こは誰(た)がしわざにか。 好き好きしき心ある上達部(かんだちめ)、僧綱(そうごう)などは誰かはある。 それにや、かれにや」など、おぼめきゆかしがり申し給ふに、 上の、(帝)「このわたりに見えし色紙にこそ、いとよく似たれ」と、うちほほ笑ませ給ひて、今一つ、御厨子(みづし)のもとなりけるを取りてさし賜はせたれば、「いで、あな心憂(こころう)。 これ、おほせられよ。 |qly| uvb| asq| pkq| wuq| eii| yko| mnp| uoq| tcf| ari| akn| gdy| omi| ush| smq| mql| jer| afp| bsd| jqc| uum| nzw| npr| kkb| yii| kdh| fit| pnk| yry| ynv| xun| tca| mrl| ffz| fsh| vhz| zvy| izu| hea| soh| qkh| avy| qtc| dfj| ggu| evx| dlm| pwb| fxq|