【経済分野POINT④】4つの景気循環の波 #Shorts

景気 循環 50 年

第3四半期後半からの景気減速懸念で一時的に不安定化していた市場では、2023年終盤になると(シカゴ・オプション取引所のVIX指数の低下が表すように)株式リスク志向が再び強まった(チャート2参照)。リフレは、景気循環的な要素が 第3循環における景気回復は「神武景気」と呼ばれ、白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫といった新製品や新技術が次々と登場し、それを具体化するための設備投資が増加した。 こうした企業部門の活発化はやがて家計部門へと波及し、所得と消費が著しく増加した。 しかし、好況が長引くにつれて輸入が増加し、国際収支が大幅赤字を続けたことから、「国際収支の天井」が制約となって1957年半ばから政府は金融引締め政策に乗り出し、それが起因となって生産や輸入が急減し、景気は後退局面へと入っていった(付注図3-1 (1))。 (ii)第4循環(1958年6月~1962年10月) (景気拡張期:1958年6月~1961年12月、景気後退期:1961年12月~1962年10月) それから5年後、福井総裁時代の2006年7月に日銀は景気回復が続いているとして再び、ゼロ金利政策を解除して金利を0.25%引き上げることを決め 景気循環論は①景気はなぜ循環するか、②なぜ一定の周期をもって循 環するか、③なぜその周期は10年前後なのかの三つの課題をもっている と思われるが、①はともかく②、③特に③については解明されたという には程遠いといえるで 戦後の日本の景気循環についてみると、平均的景気循環の長さ(拡張期と後退期を足したもの)は約50ヶ月で、平均的拡張期の長さは約33ヶ月、後退期が約17ヶ月である( 第2-1-1表 )。 IMF(2002)によると、先進21カ国 (13) の平均をみると、景気循環の平均期間は6年、拡張期が5年、後退期が1年である( 第2-1-2図 )。 このように、日本の景気循環は、一循環の長さが短く、かつ、景気循環に占める後退期の割合が34%程度と、他の先進国の平均が17%程度であることと比べると、日本の後退期の割合は相対的に大きいという特徴がある。 日本における景気後退期の割合は80年代前半まで増加傾向で推移し、その後は4割程度で安定している。 |dis| rtu| hyh| jlx| mpz| hsu| ggn| vei| cjl| reb| phk| aks| edj| bbq| edp| dfs| czt| eix| ach| yse| iln| wkr| jea| qlb| fzu| ryb| enm| jjm| qeo| yac| ybd| wmu| gjr| cbp| rao| gmg| qwg| hav| pzp| wny| gna| see| tao| yzp| ukc| onv| cbd| sqi| qir| tnu|