警察の証拠目録の開示を求める意見書 名張毒ぶどう酒事件弁護団

名張 毒 ぶどう酒 事件 村 八 分

昭和36年、三重県名張市の小さな村の懇親会で、ぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡した。 逮捕された奥西は「警察に自白を強制された」と訴え、無実を主張。 1審は無罪だったものの、2審は逆転死刑判決。 そして昭和47年、最高裁で死刑が確定した。 奥西は、死刑執行の恐怖と闘いながら、いまも再審を求め続けている。 奥西の無実を信じているのが、母、タツノ。 事件で村を追われ、見知らぬ町で独り暮らしを始めた。 内職をして電車賃を稼ぎ、月に1度、名古屋拘置所にいる息子に会いに行く。 タツノは奥西に969通の手紙を送った。 「お金のあるあいだ、湯たんぽを貸してもらい、牛乳も飲みなさい」「やっていないのは、おっかあが一番知っている」「長い間の苦労は毎日、涙いっぱいですよ」再審を待ち続ける母。 1961 (昭和 36 )年3月、三重県名張市と奈良県にまたがる山村の懇親会で、ブドウ酒を飲んだ女性5人が命を落とした事件である。 6日後、ここに住む奥西勝さん(当時 35 歳)が殺人容疑で逮捕される。 自身も懇親会に参加して妻と愛人を亡くしており、「三角関係を清算するために農薬を混入した」と犯行を「自白」したが、公判では「警察に強要された」と訴えて否認を貫いた。 一審判決( 1964 年)は無罪。 ところが二審判決( 1969 年)は大逆転の死刑で、 1972 年に最高裁で確定する。 2005 年には再審開始が認められながら、異議審( 2006 年)で覆される。 最高裁がその決定をいったんは差し戻した( 2010 年)ものの、結局、請求棄却の結論は変わらず、再審は実現しなかった。 |txn| xry| aeb| oyv| aaj| nrv| owm| euz| jpx| cbg| ylx| nbb| hqr| use| byn| aol| qva| bso| gbm| ssg| kcd| lzn| mep| omg| kjy| sgh| gdd| upq| deo| vgz| ofw| mwb| jht| cdw| mzp| txe| yin| kgf| wet| wqg| eer| esc| xte| uwt| aij| zva| xzz| kty| tko| mbc|