ハダニ 卵
ハダニ類は25~28 くらいの温度で乾燥した状態だと、卵期間2~3日、幼虫~若虫期間6~7日(2回脱皮する)を経て成虫になります。カンザワハダニは夏過ぎ頃から赤い色に変化するなど、四季によって色が変化する種類もあります。
ナミハダニの成虫と乳白色の卵。 ナミハダニの加害で、全面が白っぽくなった青ジソの葉。 カンザワハダニの成虫。 カンザワハダニが糸を張って寄生しているセージの葉。 あなたの植物の症状は? 「見て分かる 病気と害虫の話」トップページへ.
ハダニは、無精卵(交尾せずに卵を産む)でオスが生まれ、受精卵(後尾をして卵を産む)ではメスが生まれるという特殊な生態をもっています。 この生態から、交尾の有無にかかわらず数が増殖していくため、短期間で大量に発生します。
オスとメスがいますが、交尾をしなくても増殖できるため、被害が小さいうちに対処することが大切です。卵で越冬しますが、環境によっては成虫も越冬します。 ハダニが発生しやすい植物 YuliaDerid/Shutterstock.com ハダニはほとんどの
ハダニの発育経過は卵→幼虫→第1若虫→第2若虫と3回の脱皮をし、成虫になります。 雌が第2若虫の時期になると雄が寄り添うようになり、脱皮を始めると直ちに交尾が始まります。 雌成虫は交尾をしても、しなくても産卵しますが、無精卵は雄となるので、交尾をしない雌が産む卵はすべて雄となります。 交尾をした雌はすべて雌を産むわけではなく、受精卵は雌となり、無精卵は雄となります。 卵から成虫に発育するまでの発育期間は、温度によって左右されますが12(30℃)〜17日間(25℃)で年間の発生回数は10回-13回となります。 休眠しないナミハダニやミカンハダニでは気温が高ければ、1年中増殖することができます。 【ミカンハダニ静止期】 ハダニ類の防除対策.
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